芸の道ははてしなく
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えっ?あれ、アルスじゃないの?
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カテゴリ:ぼんやり魔法士( 3 )
あるきはじめる

ほうっと魔法士がためいきひとつ
目のまえの左右に伸びる道を見つめます

まだ、あの人の姿は見えません


傍らの杖をながめながら
あの人に話した、魔法士が歩き始めた理由を思い返します
それはとても小さいけれど
魔法士にとって、とてもだいじなものでした

その言葉を伝えたときの
あの人の言葉が耳の奥で響きます

僕もがんばる
キミもがんばれ

魔法士は空をみあげます

がんばる

あの人は、どこかでがんばってる
それは、この道の遙かうしろかもしれないし
全く別の道かもしれないけれど

がんばれ

わたしは、待ち続けているだけ
あの日、あの人に話したことは嘘ではないけれど
わたしの中で埃にうもれて光を失いかけている

魔法士は傍らの杖をぐっと握りしめます



魔法士が歩いてきたほうから近づいてくるふたつの声
ひとつはとても聞き覚えのある声
それは魔法士よりもずいぶんあとに歩き始めた妹の声

あのこも長いこと一人で歩いていたけど
いっしょに歩いていく人をみつけたのね

聞こえてくる声がここにくるまで、まだまだ時間がかかりそう
けれども、それはそんな遠いことではなさそうです

追い抜かれるのもくやしいわね

そうつぶやきつつ
さほど気にしているようでもありません

傍らの杖を道につき
すっと道のうえに立ち上がり
服をぱんぱんとはたきます

服についた埃をおとすため
自分をしばりつける錆びついた思いをおとすため



うーんと魔法士がのびをひとつ
ゆっくりと道をあるきはじめました
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by chiboru | 2009-06-01 22:19 | ぼんやり魔法士
消えたペット
こんにちは。
こたんの姉の魔法士です。

「あるきはじめる」とか言っておきながら、
ここ数年、狩りはお休みしていました。

「あるきはじめ」た当初は、
一生懸命、蟹さんや亀さんを乱獲してました。
目指すは、お友達僧侶さん。

たぶん、うらやましかったんでしょうね。
あの方は、いろんな方々に誘われて、様々な狩り場へ出かけておられました。
私はというと、ひとりで蟹さんや亀さんを屠る日々。

もちろん、私にも楽しいこともいっぱいありました。
属性石も2個ほど入手できましたし、砂漠でレアな装備を拾ったことも。
みんなで神様の試練を受けたときは、大変だったけど充実した時間だったな。

でも、うらやましく思う気持ちは拭えません。

だからだと思うんです。
お友達僧侶さんを越えたとき、疑問を感じてしまったのは。

「狩りを続けて、その先になにがあるんだろう?」って。

このまま強くなっていって、更に一つ上の装備を目指す?
この先の装備は、ほとんど手に入らないってみんなが言ってる。

まだ覚えていない魔法を修得する?
もう、ほとんどの魔法はマスターしてしまった。
残っているのは、氷系の範囲魔法ぐらい。
それさえも、パーティを組むこともないのだから、覚えても意味がないでしょう。

だから思ってしまった。
もういいか、って。

このまま、普通の生活をするのもいいかなぁ。
もともと、狩りの生活なんて向いてないのよ。
狩り場へいっても、いつもおたおたしているだけ。
それに、狩りなんて痛いだけだし。

そして、気が付いたら数年の年月が過ぎていたのです。

その日も、いつもと変わらない一日でした。
ただ、寝て起きて、また寝るだけの生活。

ふとポストを見ると、シィルツからメールが届いています。
いつもなら、そのままゴミ箱へ放り込むのですが、
その日はなんとなく開封してみました。

特に、意味があったわけではありません。
ただ、なんとなく。

そこには…
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by chiboru | 2008-05-03 23:42 | ぼんやり魔法士 | Trackback | Comments(0)
まちぼうけ
ほうっと魔法士がためいきひとつ。
自分が歩いてきた方を眺めます。

もう、すいぶん長いこと待っているような気がします。
けれども、魔法士が待っている人は姿をあらわす様子はありません。

それは、当然といえば当然のこと。
だって、その人と待ち合わせの約束をしたわけではないのですから。

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by chiboru | 2005-05-09 23:50 | ぼんやり魔法士